とまり木かふぇブログ

子どもたちとの関わり。授かれなかった私たちにできること

世間の目に対する強さを下さい

2019年11月1(金)

未だ、子なしの不妊治療中の身で、

街中を歩く度に、遭遇する、

生きづらさ。というか、ちょっと愚痴。

 

みんな通る道なのかな。

世の中、私くらいの年代の人間を見ると、

お子さまがいるだろうという前提で話かけられたりする。

車を買い替えようと、見に行った時。

展示してある車を見ていると、

私「後ろ、広いんですね~」

営業員「ええ、そうなんですよ。お子さんの

自転車なんかも積めますよ。」

私「はぁ・・・」

 

ここで、喜ぶとでも思ったんだろな。

 

また、ある時は、ショッピングモールの中、

着物屋の前を通りかかった時。

お店の前で

「アンケートに答えてくれませんか?」

と声をかけられ、

私「いいですよ。何ですか?」

と、言うと、

こちらのアンケートにお答え頂いたら、

全員にこの巾着袋をプレゼントしております。

ご住所に送らせていただきます。

 

っていう。

そしてアンケートを読み上げ始めた。

 

スタッフ「着物を最近来たのはいつですか?」

私「友人の結婚式かな。」

スタッフ「お着物は自分で着られますか?」

私「いいえ」

スタッフ「自分で着られるようになりたいですか?」

私「まぁ、はい」

スタッフ「着られるようになったらどんなシーンで着てみたいですか?」

ここで、選択肢が、なぜか、これしかない。

・お子さまの入学式など

・お茶会

・普段着

 

私「ん?お茶会、普段着はないから、、、」

スタッフ「では、お子さまの入学式ですかね?」

私「はぁ・・・いれば。」

スタッフ「え?あ、、、あ~そうなんですね」

 

「あの、巾着袋をお送りしますから、💦

じゅ、住所を、、、ここに。」

 

って書かされたが、巾着袋は送られることはなかった😓

 

狙った層なんだろうけど、

お子さまありきの残念なアンケート。

 

他にも、いろいろあります。

義父のことを「お父さん」と呼んでいます。

世間の目から見るとお子さまから見た呼び方が

主流。

だけど私には子どもはいないから、

「おじいちゃん」とは、言えない。

 

スーパーへも義父と一緒に買い物に行くので、

ある日、近所さんから勘違いを受けた。

 

とあるスーパーで、義父が声をかけられた。

そして私が誰なのかと聞かれたので、義父は、

「息子のお嫁さんです。」と紹介してくれた。

そしたら、お相手が、

「え?あなたの奥様かと思ってましたよ。

だって、お父さんって呼んでいらしたから。

勘違いしてたわ~若いお嫁さんもらったんだなぁと思ってたわ~」

 

84にもなる義父と、43の私が夫婦!?

 

こんな変な出来事もあるんです。

ありえへん世界。

 

私くらいの世代は、お子さまが

いるだろうという、こうした世間の目を

感じる度に、

その当たり前ができてない

自分って、マイノリティなんだなぁと自覚してしまう。

 

 

最近は、あきらめ半分ありつつ、

絶対にきっぱりあきらめます!

とは未だ宣言できない自分もいる。

未だ続ける。と決めるのも、

もう治療を辞めると決めるのも、

難しい。

 

もう少し、

暗い気持ちも

めげてる自分も

 

いいんだよって、

自分で受け止められるように

なりたいなぁ。

 

いろんな場面があるけど、

それがなんぼのもんじゃい!って

思える強さがほしいな。