とまり木かふぇブログ

子どもたちとの関わり。授かれなかった私たちにできること

入院で得られたこと

2020年1月9日

さてさて入院5日目になりました。

体は、食べたもので作られている。って

実感が湧く日々。

 

入院生活は、点滴をする時間以外は

自由に過ごしています。

仕事など

完全にお任せして、というか任せる以外ない。

考えることをやめていたら、

頭に浮かぶのは

今日のご飯。なんだろなぁって。

食事がとにかく、待ち遠しい。って、

これ程思ったのは何年ぶりかしら?

 

忙しいと、食事すらどうでも良くなりついつい

パンとコーヒーだけでいいや。

なんて手抜きもちょいちょい。

 

ところが、

入院中は、栄養士の徹底的に管理された

食事が出され、味も、そこそこ美味しい。

 

食欲があるって素晴らしいこと。

体が、栄養をちゃんと欲して、

体に栄養をしっかり行き渡らせて、

通っていくのだな。なんて考える余裕

さえある入院生活。

 

こんなに3度3度きちんと決められた時間に

バランスのバッチリの食事。

 

30代くらいから、こんな風に毎日、

食べていたなら、

妊孕性も向上してたんかなぁ。なんてね。

今更だけど。

30代の私といえば、結婚に、全く興味がなかった時期。

個人事業主で、それなりに、自分で稼いで

生活も充分にできた。

そしたら、男性に求めるものはなんだろ?

 

昔なら、女性は、誰かに食べさせてもらうしかなかった時代。

今は、それなりに工夫次第でいくらでも

女性1人で食べていける。

 

私がそんな30代を過ごしちゃってたもんだから、

結婚ってなんだい?って話だった。

 

今、思うと、寂しさを埋めるだけなら、

彼氏という関係でよいし、経済的にも、

当てにしないとなると、

なんで結婚を?

しかも、晩婚で、、、

結婚を選択した理由は?

って考えたら、

 

そう、答えは、これだ。

 

「この人と食事がしたい。」

 

食事を美味しくするには、

何を食べるかじゃなくて、誰と食べるか。

なんだな。って思ったの。

 

「この人と食事をしたら毎日楽しいだろうな。」

 

っていうのが1番の理由。

 

晩婚だけど、たまたま出会ったのが30代後半

だもん。

食事が楽しいだろうなって

思える人と出会えて、

結婚できて、それこそ、楽しく

あ~でもないこ~でもないって話に花を咲かせながら毎日食事をしている。

 

子ども授かるかな~欲しいなぁ。

なんて5年間もの間、

医療の力を頼って、体外受精

頑張ったけど、、、、涙の日々、

すごく辛い想いをしたけど、

よくよく考えたら、

充分。

充分に満足よ。

お互いに認め合いなだめ合い協力しあい

2人本当に仲良くやってて、

老子の言葉。

「足るを知る。」って言葉通り。

なんだか、

原点に立ち返ることができた。

 

こんな日は、気分が晴れ晴れ😊